慈修会 上田腎臓クリニック

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腎臓の話

2010年03月19日

信州腎セミナー 最終回(腎臓病理の勉強会)

第3弾が遅れました。今回は特別講演の柳田先生のお話です!!

一言で言うととっても面白い(^^*) まるでお伽話のような世界です。

①まず、将来腎臓が悪くなるか、どうかは既に子宮の中にいる間に決まってしまっているという研究の話。これは、生まれた時点で腎臓の糸球体数が少ないと将来透析に移行するリスクが上がるというお話でした。不思議な話ですよね~ でも最近の研究では人間の一生は遺伝子配列でおおよそ決まっているなんて話もあるくらいですから・・・

 

②次に将来の人工腎臓につながるような話もありました。私たちは、しばしば急性腎不全の患者さんを経験しますが、慢性腎不全(こっちの方が圧倒的に多い)の患者さんはどんどん悪くなって透析へ移行するのに対して急性腎不全の患者は、健康な腎臓へ復活する事が多いのです。これは、急性腎不全の際に攻撃を受ける尿細管という細胞の復活能力が高いため、一時的に攻撃を受けても元に戻る習性があるためです。柳田先生の研究チームはこの尿細管がどうやって自主複製を行っているのか、また慢性腎不全の時でも自主複製を行ってくれないかを研究しているそうです。 もし、慢性腎不全でも同様の事が起これば将来透析はいらなくなるかも・・ 夢のような話でした

 

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お出かけ先にあった梅の花・・  春ですね~~   次回は長野県腎移植研究会のお話をアップしようと思ってます ('`*人)

 

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