慈修会 上田腎臓クリニック

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腎臓の話

2010年03月07日

信州腎セミナー① (腎臓病理の勉強会)

3月6日大学病院で47回目となる信州腎セミナーがありました。この会は、腎臓が悪い患者さんは腎生検を行って病名追及していくのですが、その腎生検の病理結果や稀に出くわす病気をみんなで討議しようという勉強会です。 腎臓内科の先生はもちろん、小児腎臓専門、病理の先生まではば広くいらっしゃいますよ。 (´∀`)  さて私は今回は自分で症例発表するのではなく、研修医の後見人的な立場で出席です。(偉くなったわけではありませんが・・)

では、その研修医(腎臓勉強中)の発表は・・

①イムノタクトイド腎症の一例  by 米山先生

私も最近知った病気です。腎臓に繊維様構造物が沈着し、尿たんぱくや腎障害をおこします。最近この分野はトピックスです。似たような疾患にはアミロイド腎症があるのですが、             生命予後が全然違う!! アミロイド腎症は心臓や全身に繊維を沈着させ命を奪う疾患ですが、イムノタクトイドは腎臓限定で生命予後は悪くない。しかもステロイドが良く効きます。 同じ様ななにかしらの沈着によって障害を起こすのに、沈着する繊維の違いによりなぜアミロイドは命を奪い、イムノタクトイドは何故大丈夫なのか? 不思議ですね・・   ちなみにアミロイド腎症は非常に危険な疾患。高齢者に多いので高齢者のたんぱく尿や急速に進行する腎障害は注意してくださいね(ノ゚ο゚)ノ

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←女性の研修医 1年目です。ほとんどお手伝いする事なく経過表やらなにやらを自分で仕上げていきました。最近の研修医はパソコンなれしているのでプレゼンもバッチリ!!

(私の1年目はひどかった・・人差し指でキーボードを押す人間がパワーポイントを駆使できるわけもなく。。。┌(。>_<)┘

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